兵庫みなと動物病院ブログ

エコー検査ってどんな検査?

2015年01月20日

院長の豊福です☆
今回はとてもとても真面目な検査のおはなし。
『エコー(超音波)検査』についてです。


エコーは日常の診療でもよく登場する検査でして、
心臓・肝臓・腎臓・脾臓・膀胱など
さまざまな臓器の形や動きを調べることができます。

動物にはクッションの上に寝転がってもらって、プローブと呼ばれるセンサーを当てるだけですので
負担が少なく、レントゲン検査とならんで画像検査の両翼となっています。

看護師さんに優しく声かけしてもらいながら検査します☆


もちろん兵庫みなと動物病院でも扱っていて、画質が良く細かい臓器でも描き出しやすい新型モデルを導入しています!
...とはいえども良い機械があればそれだけで何でも分かるわけではありません。


『機械を操作する人が上手』であってこそ良い画像が描き出せるのですね。

検査にも練習が必要なのです。
私も先日、大阪まで研修へ行ってきました。

研修は実習形式のセミナーでして、わんちゃんに協力してもらいながら目的の構造を描き出す手順を学びます。


今回の目的は“門脈”を描き出すこと。
門脈はお腹の中にあって、腸で吸収された栄養を肝臓へ送る血管ですね。


お腹の中はたくさんの血管が通っていますので、どの血管が門脈で、それがどのように見えたら異常なのか、
それをしっかり評価できてようやく診断ができます


実際、門脈をきれいに描き出すのは難易度が高いので、CT検査が必要になるのですが、
動物のCT検査は麻酔が必要になるので、麻酔のいらないエコー検査で発見できたらすごく素敵なことですよね。


セミナーから帰ってからは、学習した事を忘れないために繰り返し練習します☆


ひとりのわんちゃんで描き出せたらどんなコでもできる訳ではありませんし、
同じコでも毎回できるとは限らない。
手順が理解できたからといって満足していられません!



音波の邪魔になるのは胃腸のガスで、特に食後はたくさん生じます。

協力してくれたわんちゃんも、ご飯を1回我慢してもらってようやく“門脈”にたどり着けました☆

中心に黒くみえる管状の構造が門脈です。胃腸のガスをかき分けてたどり着けました!


感謝のしるしは、いつもより少しおいしいフードでお礼します♪


よい検査には、「勉強」「練習」「動物と飼主さんの協力」が欠かせません。
大切な家族の健康に私たちと一緒にとりくんで頂けると幸いです✨
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