兵庫みなと動物病院ブログ

病気のサイン、気づけますか?

2015年04月18日

こんにちは。
ようやく気持ちいい季節になりましたね。
昨秋に開院した兵庫みなと動物病院もはじめての春を迎え、 少しずつ知ってもらえるようになってきました。


来院される動物が増えてくると、具合のよくない子を診ることもあります。
その中には、同じ病気なのに症状や重さが全然違うことがあるんです。

「くしゃみ鼻水咳、風邪だろう。」
みたいに安易に判断できない病気があります、今回はそんなお話です。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
『子宮蓄膿症』という病気はご存知ですか?

獣医さんなら診断したことは1度や2度ではないだろう、
中高齢で避妊していない犬の具合が悪いときには一番に疑うべき』
よく出会う、そして怖い病気のひとつです。

名前の通り、“子宮に膿がたまる”病気で、
悪化すると毒素によって多臓器不全やショック、あるいは子宮が破れて腹膜炎を起こすと命を落とす事もあります。


そんな病気は、とにかく『早く診断して治療を始める事』が重要ですね!
さぁでは、どんな症状があったら病院へ行きましょうか?



答えは、『いつもと様子が違うと感じたら受診する』です☆

当院で子宮蓄膿症と診断したわんちゃん達も、
共通点は “中高齢の避妊していない”くらいで、症状や経過はまちまちです。

昨日から急に元気がなくて食欲もない。という子もいれば
元気や食欲はいつも通りだけど、1ヵ月くらい発情出血がおさまらない。 という子もいました。
勤務医の頃には「陰部を舐めて赤くなっているので塗り薬ください。」 と来られた経験もあります。


どれもきちんと調べると子宮蓄膿症で、緊急の手術で無事元気に退院してくれました(^^)
(残念ながら手術もできないほど悪い状態で輸血準備の間になくなった経験もあります。。)

 膿が溜まった子宮はエコーでみつけることができます。


ネットで調べると 元気食欲の低下、吐き気、多飲多尿(飲水とおしっこが増えること)、陰部からの排膿 といった情報が出てきますが、 こういった典型でないこともしばしばあるのですね。


なので、『いつもと様子が違うと感じたら受診する』。
ではそのためには「いつもの様子を知っておく」ことが大切ですね。

私たちの生活に楽しみをくれるお返しに、毎日よく見て触れて聴いてあげてくださいね。
前のページ 次のページ
〒652-0875
神戸市兵庫区浜中町2丁目2-7 1F
tel 079-381-9916
tel 079-381-9917 Google Mapで見る
http://兵庫みなと動物病院.jp/_img/questionnaire.pdf http://兵庫みなと動物病院.jp/project.html http://兵庫みなと動物病院.jp/blog.html https://www.facebook.com/hyogominatoAH