兵庫みなと動物病院ブログ

予防に優る治療なし①

2017年04月21日

以前に当院で治療を行なったわんちゃんの飼主さまが、春の予防で来院されまして
お子さんが幼稚園で、「大きくなったら獣医さんになりたい」と言っていたという話をしてくださいました。


治療に通っていたときには、それほど心配しているように見えなかったのですが(☜失礼)
少しずつ元気になっていく姿をみて、私たちの仕事に憧れをもってくれたのかなと、とても嬉しくなりました(^^)



具合の悪くなった動物をみて、するどい直感と豊富な知識でズバッと診断し、繊細かつ大胆な手技であっという間に治療してしまう、

そんなかっこいい獣医さんでありたい理想はありますが、
現実の病気はもっともっと複雑で、勉強すればするほど医療の難しさを感じさせられます。

『予防に優る治療なし』

とは昔から伝えられていますが、本当にその通りで
病気になってからでは体力的、時間的、経済的などの制限があって理想的な治療を施せない場面も多々あります。
(たとえば手術をするには患者さんに体力が残っていることが必要ですね)

それでも成功させるのがスーパードクターなのでしょう。

でも私は、
『病気にさせない』ドクターだったらもっといいのに。
と思っています。

地味ですけどね(笑)
たぶん子供たちには“ただの口うるさいおじさん”に映るのかな(^^;)
それでも大切なことなので続けますね。


病気にさせない、それは『予防』と呼びます☆

予防というのは「しなくても罹らないかもしれない病気」
『もっと確率を下げる』ために行ないます。

なので、病気にならなかったら「たまたま」なのか「予防のおかげで」なのか分かりません。
病気になって初めて、『予防しておけば…』と後悔してしまうのが一般的です。


100頭に1頭が発症する病気があるとして、その病気にあなたのわんちゃんや猫ちゃんが罹ると思いますか?

おそらく多くの方は、99%罹らないなら大丈夫と思ってしまうでしょう。
きっと予防の意欲もでませんよね。

でも毎日たくさんの動物を診ている私たちには“よく出会う病気”です。
(1万頭の診察をしたら100回出会いますのでね)
予防できるならそうするべき病気です。


『病気にさせない』ドクターとは、このギャップを埋められるドクターのこと。
私がそうだとはとても言えませんが、そうなれるように「口うるさく」伝えたいと思っています。


次回に続きます、お楽しみに☆

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